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Uber Eatsとは
都市部を中心に、最近バイクや自転車に乗った人が「Uber Eats」と書かれた箱を背負っている様子を見たことはないでしょうか。
今までであれば、宅配サービスというのは各店舗でバイクを利用したりすることで家や会社などに届けていたが、Uber Eatsに登録した人が店舗へ行くことで注文した商品を自宅へ届けてくれるサービスが「Uber Eats」です。
「Uber Eats」は最近非常に注目されていますが、ではどのようなものであるのでしょうか。
Uber Eatsの仕組み
Uber Eatsとは、出前の配送を一括して行うサービスとなっています。
仕組みを簡単に表すと、このようになります。
①利用者はUber Eatsのアプリより、登録してある店舗から欲しい商品を選択し、注文します。
②店側は、商品が注文されたことを確認次第、商品を用意します。
③同時に店の近くにいる配送可能な配送者へ連絡が入り、配送をお願いする連絡が入ります。
④配送者が店へ商品を受け取りに来たのち、そのまま注文したところへ商品を届けに行きます。
要するに、利用者としては普通の出前を頼む感覚ですが、配達する人がお店で働く人ではなくUber Eatsに登録されて委託された人であるということです。
Uber Eatsのメリット
ではUber Eatsを利用すると、どんなメリットがあるのでしょうか。
店舗側のメリット
・登録するだけで簡単にデリバリーに対応ができるようになること。
端末の調整と、配送用の容器を用意するだけですぐに始められることができます。もともとよりお店で稼ぎがあるところに、新規開拓として利用するのに簡単にできるようになります。
利用者側のメリット
・素早く注文ができること
アプリを開いて、欲しいものを選択し、支払方法を確認するだけでその場で外食の味を楽しめることができます。
また自宅のどこで受け取るかであったり(玄関前や自転車なども可能)、自宅外の設定も可能であり、時間帯も朝から夜まで店の営業時間次第では利用することができます。
配達者側のメリット
・時間、場所の制約が少ない
配送者側の都合によって、仕事の時間を調整することができます。例えば大学生のアルバイトが開いている、副業可能な会社員などは自分で希望する時間帯で好きに行うことができます。仕事の開始、終了はアプリのオンライン、オフラインで調整可能です。
・自転車があれば問題なし
都市部が多くなっていますが、自転車あるいはバイクを利用することで簡単に移動手段を確保することができます。
・必要な資格なし,採用の面接なし
登録を済ませれば、すぐに行うことができます。
Uber Eatsで働くには
非常にメリットのあるUber Eatsですが、では実際にUber Eatsで働こうとしましたら、どのように行えばよいのでしょうか。
Uber Eatsに登録しよう
Uber Eatsではアカウントの登録がまず必要になります。
そこで必要項目をWebで登録したのち、各都市部にあるパートナーセンターに出向いて説明を受けてください。必要な書類としては、身分証明書、プロフィール写真(外国籍の方は加えてパスポート)が挙げられます。
30分ほどで説明が終了しますので、その瞬間からUber Eatsのドライバーとしての活動が可能になります。
バックはUber Eatsより支給されます。
Uber Eatsの対象年齢
18歳以上になります。
Uber Eatsの報酬
・いろいろと言われていますが、初心者は時給で1000円前後ということが多いです。経験していくうちに時間当たりの回数をこなすことで報酬が多くなり、時給2000円程度まで得ることができる人もいます。
・次のような計算方法をされています。
支払い=基本料金×ブースト率+インセンティブ料金-サービス手数料
また時間帯や状況によっても変わってきており、雨の日やランチ時間帯では割合として高くなる傾向にあります。
・特に都心部では配達回数が多くなる関係で報酬が得られやすい。
・日給や距離とは関係なく、一回あたりで報酬が決まっていて、一回当たり300~500円といわれています。
・週単位で報酬が支払われますが、雇用契約というわけではありませんので確定申告の際は注意が必要。
・時間帯や場所によってクエストが発生し、クエストを実施することで報酬があがることもある。
Uber Eatsは今、どこでみられる?
では実際にUber Eatsの配達員として働くとなったときに、どこまでの地域で実際に使えるか、またどんなお店で使われるかということをまとめてみました。
・地域別で、使えるエリア(2021年9月現在)
全国の都道府県でUberEatsが注文できるようになりました!
もちろん、その市内のなか全域で使えるとは限りません。使えるかどうかを確認するには、Uber Eatsのアプリより確認を行う必要があります。
また、配達員側としては時間帯によって利用者の増減が見られるほか、都市単位で利用者が変わります。
特に多くの利用者がみられるのは東京都23区内、大阪市です。またそのなかでも繁華街やオフィス街での利用者が多くみられる傾向があります。
・使えるお店
ファーストフードから中華料理、ファミレスのチェーン店、洋食屋など多種多様なお店で使えます。
Uber Eatsでのデメリット
ここまで都市部を中心に、時間を有効に使って働くことができたり、利用者としても家でアプリを利用することで簡単に注文ができる利点を挙げていきました。
では逆にデメリットに感じられるところはどこかということについても挙げてみます。
・配送料やサービス料がかかる。
利用者側にとっては、普段の外食と比較して少し割高に感じられることもあると思われます。というのも店舗で食事をする時と違い、配送時には商品の料金に加え配送場所の距離に応じてサービス料がかかります。また設定後に外国でいうとチップみたいなものとして、配送者へのサービス料が求められます。
・加盟店の営業時間に左右される。
当然と言えば当然なのですが、たとえ配達員側の時間が空いていたとしても店側がやっていなければ配達はできません。またエリア内の店を注文したとしても、配送先がエリア外では対応していません。
・場所によって左右される
都心部での利用が多いですが、一方で住宅街ではあまりお店が多くないのか、住んでいる人が多くてもあまり利用されることが多くはない。
稼ぎを多くする場合には、より多くの注文を得られる都内へ行く必要が挙げられます。
・自転車やバイクはレンタル可能だが…
もし自宅から離れたところで行う場合は、自転車をレンタルすることは可能です。ただし月々4000円から費用としてかかってしまうため、あまり利用される機会が多くないときはむしろマイナスになってしまいます。
まとめ
いかがでしょうか。
Uber Eatsがつかえる範囲内であれば、アプリを利用することで好きな時に好きなものを頼めるようになります。また配達員側として働くときも、好きな時間帯で自分の都合に合わせて行うことができるため、時間にとらわれることのない働き方が可能となります。
今後もエリアとしては拡大中であり、ますます便利な使い方ができるようになります。
ぜひ、利用してみてはどうでしょうか。