最近街なかでよく見かけるようになったUberEats(ウーバーイーツ)のバックを背負った配達の方。自由度が高い働き方のひとつとして注目されています。副業で始めた方も多いようですが今回はUberEats(ウーバーイーツ)アプリにチップ制度が備わった!との事でその実態を調べてみました。
Contents
UberEats(ウーバーイーツ)配達パートナーって何が良いの?
まず最初に配達パートナーを始めるにあたってどんなところが魅力なのか見てみましょう。
- シフトに縛られない!好きな時間に働ける
- 面倒な上司なし!煩わしい人間関係がいらない
- ダサい制服なし!服装自由
- ピンチのときに助かる!週払いで報酬がもらえる
働くにあたって自由度が高いことが人気の理由とも言えます。予定が組みづらいママさんや学生さんも働きやすいシステムですね。休みの日を利用して副業でやっているサラリーマンの方も多いようです。UberEats(ウーバーイーツ)の配達パートナーはアプリより簡単に登録完了、面接なども一切なし!すぐ働けるのも魅力のひとつです。冠婚葬祭など急にお金が必要になったときにでも助かりますね。
どのくらい稼げるの?
配達パートナーは個人事業主
UberEats(ウーバーイーツ)の配達パートナーは他のアルバイトと違い個人で業務を請け負う個人事業主です
個人事業主(こじんじぎょうぬし)は、株式会社等の法人を設立せずに自ら営業を行っている自然人をいう。法人事業主と対になる概念である。
慣習的な言い方としては自営業者ともいう。もっとも自営業者は法人成りをしていても慣習的にそう呼ばれうるのに対し、個人事業主はあくまで個人の立場で(法人成りをせずに)事業を営む場合に税法上は限られる[2]。
(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
UberEats JAPANと業務提携を契約して個人の責任で行動、自ら仕事を得て報酬を得ます。なので決まった時給などでお給料をもらうアルバイトや毎月決まった額をもらえるサラリーマンと違い1件、1件の案件に対し報酬が支払われるシステムなのです。
基本報酬の仕組み
UberEats(ウーバーイーツ)配達パートナーの仕事はいたってシンプル。基本的には以下のような流れで仕事がすすみます。
- お客様よりオーダーが入り配達パートナー専用アプリから通知がくる
- 指定された飲食店へ向かいお料理を受け取る
- お客様のもとへ配達
- お料理を渡して終了(現在は指定場所へ料理を置く“置き配”もある)
報酬はこのうちの②、③、④のうちに発生します。
地域ごとに微妙な差がある基本報酬ですが東京の場合だとこんな感じです。
追加報酬いろいろ“ブースト”“クエスト”“チップ”
UberEats(ウーバーイーツ)パートナーに嬉しい制度として基本報酬に上乗せされて報酬が入る様々なインセンティブがあります。これを知っているだけで報酬に差が出ますからしっかり押さえておきたいポイントです。
ある一定の条件で獲得できる:“ブースト”
ある時間、一定の地域において基本報酬が倍になるもの。だいたい1.1倍~1.4倍ほどになるものが主流のようです。
配送料の基本料金を、ご注文の多い時間や場所において、一定の倍率(1.1倍、1.4倍など)で増額する仕組みをブーストと呼びます。ブーストがある時間・場所で稼働することで、より多くの報酬を得ることが期待できます。
(UberEats公式サイトより引用)
乗車回数で報酬割増“クエスト”
配達パートナーのキャリアによって「あと○回配達したら〇〇円上乗せ」といった成果報酬の上乗せがあります。UberEats側よりアプリ経由で通知くるものなのでこんなチャンスが回ってきたら稼ぎどころです。
チップがもらえることも!
お客様によってはチップを上乗せでいただけることも!よくあるのが現金払いで「おつりはいいや!」っていうあの社長さんとか偉い上司さんが言いそうな一言とともにもらえるドラマみたいな展開があるようです。
もらいやすくなった?UberEats(ウーバーイーツ)のチップ制度
以前は現金手渡しの際のお釣りあたりをチップに渡す方が多かったようですが2020年よりコロナの影響もありアプリよりお客様の判断で手軽にチップをつけられるようになったという朗報が!ユーザーの方はクレジット決済利用の方のほうが多いのでアプリからつけられるようになったとなればそれだけでチップをもらえるチャンスが期待できるといえそうです。
UberEats(ウーバーイーツ)はアメリカの大企業
UberEats(ウーバーイーツ)はもともとはアメリカで起業され「配車のマッチング」を軸に全国展開されているサービスです。海外では一般的なチップ文化。飲食店、ホテル、タクシーなどのサービスの対価にチップを払うのがマナーとされている国が多いです。そんな背景からかアプリから気軽にチップを支払う制度を導入したUberEats(ウーバーイーツ)、さすがですね。払うほうも、もらうほうも臆することなくチップのやりとりができます。更にチップ分は全額配達パートナーの報酬となります(基本給+インセンティブーサービス料(%)+チップ料金)
また、Uber Eatsアプリが自動的にチップ分の代金を差し引く事はありません。
※Uber Eats公式ヘルプより
ここで実際にチップをもらった配達パートナーの声を見てみましょう。皆さんこの制度が始まってからやはりチップを受け取る機会が増えているようです。
近距離なのにめっちゃチップいただきました。ありがとうございます! pic.twitter.com/QXbJPazzOI
— ふゆたか@uber (@uber93274562) May 24, 2020
すげえチップ貰ってしまった。。。 pic.twitter.com/GdPTSbAP3c
— ちろるちょこ@UberEats浦安行徳葛西ママチャリ配達員 (@citybike_uber) May 24, 2020
https://twitter.com/ayu_uber_1054/status/1263369174094458880
お金ではないけど、、、嬉しいチップあれこれ
お金の報酬ではなく気持ちとして嬉しい報酬をもらえることも。
ケース1:飲食店にて料理を受け取るまでの間に飲み物などをいただく
飲食店がまだ料理の準備ができていない状態でお店で待機するときにそのお店の飲み物などお店の善意いでいただける。
ケース2:お客様よりお料理受け渡し時に善意としていただく
対面でお料理受け渡し時に缶コーヒーなどの差し入れや中にはマスクをいただいた配達員もいるなんて声もSNS上では見られます。お金だけではない優しい心遣いが仕事の励みになりますね。
https://twitter.com/SUZUKIandMIYACO/status/1262302753621082112
https://twitter.com/KkgYl/status/1264338607617175553
ケース3:何らかの事情で廃棄しないといけなくなったお料理をいただく
配達先が見つからない、連絡がとれないなどの時、UberEats(ウーバーイーツ)のサポートセンターの指示によりお料理を廃棄処理しないといけない場合があります。そんなときお料理を公園なんかでいただくのもアリのようです。そんな場面も自己責任。それが個人事業主の良いところのひとつかもしれません。
チップをもらうコツ?配達パートナーの工夫
いくらチップをもらいやすくなったと言っても、当然ながら誰それ構わずにチップがいただける訳ではありません。私達ユーザー側からみても適当にチップを渡したりしないですよね?
SNS上を見ていてもチップを貰えるパートナーはよく手にしているようですが貰えないパートナーは全くもらえないようです。ここではチップをもらう確率を増やすためのコツを考えてみました。
- 身なりをキレイにする
- お料理を大切にお届けするという心遣い
- 富裕層エリアをねらう
fa-bicycleチップをもらう第一歩は身なりをキレイにすることから?
UberEats(ウーバーイーツ)アプリで料理を注文するとアプリ上で配達パートナーの位置やどんなパートナーが持ってくるのかを確認できます(配達パートナーは配達ごとにお客様やお店から評価され、そういったデータが確認できる)
人として基本的ですが「人は見たが9割(新潮新書:竹内一郎 )」なんて本も出ているくらいですからやはり見た目の印象は大事です。ひげもじゃさんの疲れ切ったお兄さんよりは爽やかで髪やヒゲが整えられているお兄さんのほうが見た目からの信頼度はありますよね。UberEats(ウーバーイーツ)のユーザーがオーダーを入れた時からチップが発生するかどうかが左右されていきます。できるだけ整えておきたほうが損はないです。
fa-bicycleお料理を大切にお届けするという配達員のプロ意識がチップを生む
UberEats(ウーバーイーツ)ユーザーはお料理をオーダーしてからワクワクしながら待ってます。お料理を受け取って蓋をあけたらぐちゃぐちゃだったなんてあったらがっかりです。お料理を丁寧に運ぶのはもちろんですがお料理を大切に扱っている気持ちの表現として置き配の際にちょっとした工夫をしている配達パートナーもいるようです。置き配とはオーダーしたユーザーさんの指示で玄関前などに置いていくシステム。コロナ渦において対面しないので近頃利用者も増えているようですがやはり人間味があるやりとりのコミュニケーションからチップを支払いたくなるものです。
Uberで置き配をお願いしてるんだけど人として少し申し訳なくて玄関の扉にお礼のポストイットを貼ってる。
— 佐藤ゆきこ/yukiko satoh (@yuki000521) May 21, 2020
今日初めて扉に向かって「こちらこそありがとうございました!」って声をかけてる方がいた。え、なに!イケメンか!前世天使か!ってなってる。誰がやっても同じ仕事なんてマジで一つもないよね
UberEATSの置き配とかの下に引く紙作ってみました。
— お湯@UberEATS (@UberEATSyu) May 19, 2020
使いたいとか思う人います…??
とりあえずA4サイズです!
印刷すると左になります。 pic.twitter.com/OsKiDIFZrA
https://twitter.com/yoo_niiiii/status/1263868225453867009
さっきウーバーで夕食を頼んだら…
— ユウ (@YouDqmsl) May 20, 2020
置き配で商品の下に置いてあった!
粋な計らいに感動しました有難う! pic.twitter.com/t30Ne6tW8t
fa-bicycle富裕層が住んでいるであろうエリアの配達でチップに期待
まずは人としての常識をもち、UberEats(ウーバーイーツ)配達員としての心遣いとプロ意識をもつことを前提として少し戦略的に考えてみましょう。
単純ながらチップを払う=資金に余裕がないとできないことです。そういった事から比較的タワーマンションがあるエリアやいわゆる高級住宅街など調べておくのもチップをもらうひとつの手です。
ー東京だと
・港区、渋谷区、世田谷区あたり
ー関西だと
・京都府中京区、兵庫県芦屋、大阪府箕面あたり
まとめ
UberEats(ウーバーイーツ)配達員のチップはユーザーの方やレストランの方の気持ち、心付けなので、それだけが目当てで働くというものでは仕事としてうまく稼働しないでしょう。けれどプロ意識をもって工夫次第で取り組めば、いろいろな形で思いがけずチップをいただける場面に遭遇できるのもUberEats(ウーバーイーツ)配達パートナーならではの仕事かもしれません。